70代夫婦刺され死亡=重体の40代長男関与か―警視庁
2018-11-01
31日午後7時45分ごろ、東京都葛飾区小菅の住宅で、「両親と弟が血だらけで倒れている」と住人から110番があった。
警視庁亀有署員が駆け付けると、70代の夫婦が血を流して倒れており、その場で死亡が確認された。40代の長男も意識不明の重体。同署は、現場の状況から長男が2人を刺した後、自殺を図った可能性もあるとみて捜査している。
同署によると、夫婦と長男は腹のあたりに刃物によるとみられる刺し傷が数カ所あった。父親(76)は2階の廊下で、母親(73)と長男は隣の和室で倒れていた。和室には包丁が4本落ちており、2本に血が付いていた。
長男は精神科に入院中で、この日は一時外出で自宅に戻っていたという。夕方になっても病院に戻らないと連絡を受けた40代の姉が、外出先から自宅に戻り3人を発見した。同署は経緯などを詳しく調べる。